感謝祭のUターンラッシュで空の便混乱、2キロの行列も 米
(CNN) 米国で感謝祭の連休の最終日となった30日、故郷などで連休を過ごした人たちのUターンラッシュがピークを迎えた。空の便は各地で混乱に見舞われ、航空情報サイトによると、同日夕までに全米で190便以上が欠航となり、3000を超す便に遅れが出ている。
CNN系列局のKOMOによると、シカゴのミッドウェイ国際空港では同日午前、2キロ近い長蛇の列ができた。乗客のサラ・クラウダーさんはツイッターで「これまで見た中で最悪」とコメント。シカゴ・トリビューン紙の記者は運輸当局に対し「何とかできないのか」と対応を促した。
#overheard in @TSA line @MDW #Chicago #midway "where's the line?" I just mapped it -1.2 miles long! #seriously pic.twitter.com/TEWeQ2xsfH
— Denise Whitaker (@deniseonKOMO) 2014, 11月 30
米国では26日にかけて積雪のため各地で交通が混乱したが、30日までには気温も上昇し、状況は改善していた。しかしUターンラッシュの影響で乗継便の遅れなどが重なった。
米自動車協会によると、感謝祭の連休中に80キロ以上離れた場所に移動する人は4600万人に達し、2007年以来で最高を記録する見通し。ガソリン価格が下落していることもあり、旅行者の90%は車で移動していると見られている。