米動物園で幼児がチーター飼育場に転落 母親訴追
(CNN) 米中西部オハイオ州の裁判所などによると、同州クリーブランドの動物園で16日までに2歳男児がチーターの屋外飼育場に転落する騒ぎがあり、38歳の母親が子どもを危険な目に遭わせた罪で訴追された。
地元のCNN系列局WEWSによると、騒ぎは今月11日、同市のメトロパーク動物園で発生。飼育場には当時、4歳の雄のチーター2頭がいたが、男児や救出のため場内に即座に入った両親に近づくなどの動きは見せなかったという。
男児の父親は訴追されなかった。
目撃者によると、男児は飼育場の手前に張られていたてすりでぶら下がるなどしていた際、約3メートル下の飼育場内に落下していた。男児は足にけがを負った。
同園によると、チーターの屋外展示は続行されるが、男児転落の調査が進む間、見物用の通行場所は一時閉鎖される。
動物園の公式サイトによると、チーターを含むネコ類の毎日の餌はドッグフードだが、週1回の割合で骨、馬肉、鶏やウサギも与えられている。