米ボーイング、C17型輸送機の製造中止 工場を閉鎖

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生産終了後も長期にわたり世界の空を飛ぶ予定

生産終了後も長期にわたり世界の空を飛ぶ予定

グローブマスターの愛称があるC17機の利点は、巨大機にもかかわらず短距離での着陸などが可能な敏捷(びんしょう)性にある。長さ約914メートルの滑走路にも着陸出来たという。

両主翼間の幅は51.74メートルで、空軍が保有する最大の航空機C5Mスーパーギャラクシーより約16メートル短い。機体の長さは53.04メートルで、約23メートル短い。

同機の生産は終わったものの、世界各地での使用は今後数十年間続く見通し。米国の航空宇宙誌「エビエーション・ウィーク・アンド・スペース・テクノロジー」の編集幹部によると、ボーイングは数十年間にわたって同機の維持修理などのサービスを続ける予定。2050年代に入っても飛び続けている可能性があると指摘した。

後継機種については航空機製造メーカーの間で長期開発計画があるという。

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