米加州の福祉施設で銃乱射、容疑者1人撃たれる
米カリフォルニア州サンバーナディノ(CNN) 米カリフォルニア州サンバーナディノの障害者福祉施設で2日、銃乱射事件があり、少なくとも14人が死亡、17人が負傷した。
警察は、現場から逃走した容疑者1~3人の行方を追っていたが、このうち2人と接触したと発表。容疑者のうち少なくとも1人は銃撃戦で銃弾を浴びた。生死は分かっていない。もう1人の容疑者はまだ逃走を続けている可能性があるという。
サンバーナディノ警察は、周到に計画された犯行だったとの見方を示す一方、米連邦捜査局(FBI)は「現時点でテロが動機だったかどうかは分からない」と話している。
現場では同日午後現在、特別機動隊(SWAT)や爆弾処理班が建物内の捜索を続けている。爆弾処理班は建物の2階で不審物を発見し、ロボットを使って処理に当たっている。
同施設内にいた職員は夫へのメールで、火災報知器が鳴って誰もが混乱に陥ったと伝えた。この職員は同僚2人と共に特殊部隊に救出されたが、避難する際、何人もの人が床に倒れているのを見たと話しているという。