初戦アイオワ州、クルーズ議員が支持率首位 トランプ氏抜く
アイオワ州で大きな影響力を持つ福音派指導者のボブ・バンダー・プラーツ氏は10日、クルーズ氏への支持を表明した。大統領選に向けた同州の共和党党員大会では過去2回、同氏が支持した候補が勝利を収めている。
今回の調査は、トランプ氏がイスラム教徒の入国を禁止すべきだと発言した後の今月7~10日に共和党党員集会の参加予定者400人を対象に実施された。
CNNと調査機関ORCによる7日発表の調査では、トランプ氏が首位、クルーズ氏2位との結果が出ていた。トランプ氏は12日夜のツイートでCNNの結果を強調し、「デモイン・レジスターの調査は偏向している。信用するな」と呼び掛けた。
デモイン・レジスターは調査結果を伝える記事の中で、過去5回の大統領選をみても党員集会前に21ポイントの急上昇を記録した候補者はいなかったと指摘している。