米ハーバード大、おたふく風邪が流行 卒業式に影響の懸念も
(CNN) 米ハーバード大学で過去2カ月の間におたふく風邪にかかった学生の数が40人を数え、来月開催される卒業式にも影響が出るのではないかと懸念する声が出ている。
ハーバード大が初めて、おたふく風邪について発表したのが2月。患者を隔離する取り組みを進めたものの、おたふく風邪にかかる学生の数は増え続けている。
同大学の健康管理部門の責任者ポール・バレイラ氏は大学新聞に対し、症例の増加を懸念していると語った。バレイラ氏によれば、おたふく風邪の拡大が早く、5月26日に行われる卒業式に影響を及ぼす可能性もあるという。
おたふく風邪はウイルス感染し、唾液腺や頬の腫れを引き起こす。耳やあごが痛み、発熱や頭痛などの症状が出る。唾液や粘液などに接触すると感染する恐れがあるが、患者の大部分は完治するという。