民主はクリントン氏が3勝、サンダース氏も1勝 米大統領選
ワシントン(CNN) 11月の米大統領選に向けた民主、共和両党の候補者指名争いは26日、東部5州で予備選が行われ、CNNの予測では、民主党ではヒラリー・クリントン前国務長官が3州で勝利を確実とした。バーニー・サンダース上院議員もロードアイランド州で勝利確実とみられている。共和党の指名レースでは、実業家のドナルド・トランプ氏が全5州で勝利する見通し。
クリントン氏は、メリーランド、デラウエア、ペンシルベニアの各州で勝利を収める見通し。残りのコネティカットではまだ情勢が確定していない。
着実に勝利を収めているクリントン陣営はサンダース氏に対して選挙戦からの撤退を求めているが、その声をさらに強めそうだ。
全5州で勝利する見通しとなったトランプ氏にとっては前週のニューヨーク州で予備選に続いての勝利となり、指名獲得に必要な1237人の代議員の獲得へ大きな前進となった。一方、共和党候補のテッド・クルーズ上院議員とジョン・ケーシック・オハイオ州知事にとっては厳しい結果となった。