副大統領候補、女性の可能性も クリントン氏選対本部長
(CNN) 米大統領選の民主党指名候補争いで首位を走るクリントン前国務長官陣営のジョン・ポデスタ選挙対策本部長は21日までに、副大統領候補として女性を擁立することも有り得るとの考えを示した。
同本部長は米紙ボストン・グローブとの会見で、副大統領候補については大まかなリストを作ってその後絞り込んでいくとし、このリストに女性が含まれることは疑いようがないと述べた。
正副大統領候補が共に女性となれば、米国史上初めてのこととなる。クリントン氏が大統領選に当選すれば初の女性大統領となる。
クリントン氏の副大統領候補としてエリザベス・ウォーレン上院議員が含まれる可能性もある。同議員はこれまで民主党指名候補争いでクリントン氏もしくはサンダース上院議員のどちらを支持するのが態度を鮮明にしていない。民主党の女性上院議員の中でクリントン氏支持を打ち出していない唯一の議員ともなっている。
米国の国政レベルで女性の政治家は近年増加しているが、民主、共和両党内では男性議員に追い付く水準にはほど遠い。