トランプ氏や家族の警護費用、1日1億円超 米NY市
本人は年明けの就任とともにワシントンのホワイトハウスへ移る予定だが、メラニア夫人と三男のバロン君(10)は少なくとも学年末までここにとどまり、トランプ氏も定期的に帰宅する意向を示している。
ニューヨーク市警(NYPD)の幹部によると、トランプ氏の成人した子どもや孫たちも全員ニューヨーク市内に住み、警護対象となっている。
デブラシオ市長は18日の会見で「警官の超過勤務を中心とする費用を援助してもらう必要がある」「一部費用の払い戻しについて、近く連邦政府と交渉を始めるつもりだ」と語った。
ニューヨークはこれまでも、外国首脳らが国連本部を訪れた際の警護などで費用の援助を受けていた。しかしトランプ氏の警備はこうした例をはるかに超える事態だと、同市長は話している。