当選後の会見開かぬトランプ氏、76年以降で最長の日数に
ニューヨーク(CNNMoney) 米国のドナルド・トランプ次期大統領が当選を決めた後、自らの施政方針などを示す記者会見を開かない日数が今月18日の時点で、少なくとも1976年のジミー・カーター大統領以降、最長となった。
同年以降、大半の当選者は3日間内に記者団と会い、政権が果たすべき課題についての持論を開陳するなどしていた。
この中でトランプ氏の報道官を務めるホープ・ヒックス氏はCNNMoneyの電子メール取材に、「会見は近く必ず開く」と約束。「閣僚人事などについての憶測が飛び交う中でメディア陣の質問や回答の共有に役立つだろう」と述べた。
トランプ氏が当選を決めた後の米メディアへの露出や記者団との接触は、11月8日の投票日、同10日のホワイトハウスでのオバマ大統領との会談、11日の米大手のCBSテレビとの会見に限られている。