トランプ氏の妻子、当面ホワイトハウス入りせず
ワシントン(CNN) 米国のトランプ次期大統領は20日、年明けの就任と同時に自身は大統領官邸のホワイトハウスへ移るが、メラニア夫人と三男のバロン君(10)は当面、ニューヨークの自宅にとどまることになると述べた。
トランプ氏はこの日、カンザス州で次期司法長官候補とされるクリス・カバ氏と会談した後、記者団の質問に答えた。
就任後はホワイトハウスに住むつもりかという質問に「そうだ」と答える一方、メラニア夫人とバロン君については「ごく近いうちに、息子の学校が終わったらすぐ」引っ越すと述べた。
米紙ニューヨーク・ポストはこれに先立ち、バロン君は小学校の学年が終わるまで、夫人とともにニューヨークの「トランプ・タワー」での生活を続けると伝えていた。
政権移行チームの報道担当者はこの記事を受け、「移動のタイミングについてトランプ一家から正式な発表はないが、夫妻は世の中の全ての親と同じく、10歳の息子を学年の半ばで転校させるのは心配だと感じている。歴代大統領一家と同様、トランプ一家についても未成年の子どものプライバシーを守り、安全に配慮していただければありがたい」と述べた。