米NY貿易センター爆破で服役、イスラム教指導者が死亡
(CNN) 1993年に米ニューヨークで起きた世界貿易センタービル爆破テロの黒幕として終身刑を言い渡され、米国内で服役していたエジプト人のイスラム教指導者、オマル・アブデルラーマン受刑者が18日午前、78歳で死亡した。
ノースカロライナ州バトナーにある連邦刑務所の報道官が同日発表したところによると、死因に事件性はない。糖尿病と冠動脈疾患を患っていたという。
93年の爆破テロでは6人が死亡、1000人以上が負傷した。アブデルラーマン受刑者はほかの容疑者らが通っていたニュージャージー州のモスク(イスラム教礼拝所)の指導者だった。