シャーロッツビル衝突から1年、白人至上主義者の集会は参加者少数 米首都

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シャーロッツビル衝突から1年、米首都で再び集会

ワシントン(CNN) 米バージニア州シャーロッツビルで白人至上主義者らと反対派が衝突した事件から1年が過ぎた12日、首都ワシントン市内で同じ主催者が集会を開いたが、参加者はわずか二十数人にとどまった。

この人数は、主催者のジェーソン・ケスラー氏が当局への許可申請で示していた予想をはるかに下回った。同氏はこれについて、参加者の移動手段をめぐり混乱があったためと説明。取材に応じた別の男性は「みんな昨年の出来事のせいで怖がっている」との見方を示した。

会場の公園には小さなステージとスピーカーが設置され、参加者は静かに立ったまま何人かの演説に耳を傾けた。これよりはるかに多い人数が抗議に集まり、演説にやじを飛ばした。

参加者らはまもなく集会を切り上げ、雷の音や雨にせき立てられるように車で走り去った。

さらに市内のほかの場所でも集会を開いたのに対し、人種差別反対を掲げた40団体による抗議デモが行く先々でこれを迎えた。

当局が12日夜に発表したところによると、この日の集会やデモに関連して2人が暴行容疑で逮捕された。

昨年の衝突では反対派の集団に車が突入して女性1人が死亡、数十人が負傷した。シャーロッツビルでも12日、人種差別に反対するデモ隊が衝突現場まで行進して黙とうをささげた。

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