真夜中にベル鳴らすなぞの女性、身元判明 手首に拘束具 米

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手首から拘束具を垂らし、深夜に民家のベルを鳴らして回った女性の身元が判明/CNN HLN

手首から拘束具を垂らし、深夜に民家のベルを鳴らして回った女性の身元が判明/CNN HLN

(CNN) 米テキサス州モンゴメリー郡の当局は30日、同郡で真夜中に民家のベルを鳴らして回っていた女性の身元が判明したと明らかにした。女性は手首から拘束具を垂らしているとみられる姿が防犯カメラに捉えられ、なぞを呼んでいた。

当局はこの女性について、家庭内暴力と性的暴行の被害者であることから氏名は公表しない方針としている。

警察は記者会見で、「状況の全容と入手した証拠から、動画の女性の身元を特定したものと確信している。女性の身は安全だ」と説明。今回の件で女性は精神的に動揺していると明かした。

CNN提携局KPRCによれば、女性は24日未明に少なくとも5軒の民家を訪れていたもよう。住民の間では不安が広がり、当局が「不審事」として捜査に乗り出す事態に発展していた。

警察が公開した防犯カメラの映像は24日午前3時20分に撮影されたもので、女性が民家に近づき、玄関のベルを鳴らす様子が映っている。Tシャツを着ており、右手首からは何らかの拘束具が垂れ下がっているように見える。

警察によれば、女性はこの拘束具について、通常は性的な場面で使用されるものではないかと捜査員に証言。自らの身を拘束するためにボーイフレンドが使ったと話している。女性は拘束を解き、助けを求めて民家を一軒一軒回っていたが、誰も出なかったため元の場所に戻ったという。

ボーイフレンドの男は29日、地域内の住宅で遺体で発見された。自らを銃で撃った傷が死因になったとみられている。警察が到着した際、女性はこの家にいなかったものの、後に動画の女性と確認されたという。

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