家の下から遺骨を発見、半世紀前に行方不明の父親か 米男性
(CNN) 米ニューヨーク州レーク・グローブでこのほど、家の基礎部分を掘り下げていた男性が、人骨らしきものを発見した。男性は、今回見つかった人骨が子どものころに行方不明になった父親のものなのではないかとの見方を示し、長年未解決だった問題に答えがえられるのではないかと期待を寄せている。
サフォーク郡の警察によれば、マイケル・キャロルさん(57)は10月31日、2人の成人した息子と一緒に家の下を掘っていたところ、「人骨とみられるもの」を発見した。警察に通報が行われ、捜査のために刑事が訪れた。マイケルさんは、今回見つかった人骨が子どものころに行方不明になった父親のジョージさんのものではないかと考えている。
マイケルさんは両親が所有していた家に住んでいる。父親のジョージさんは1961年に行方不明となった。母親のドロシーさんは1990年代後半に亡くなっている。
マイケルさんも、兄のスティーブンさん(61)も、どのようにして遺体が埋められたのについてはわからないという。スティーブンさんはCNN系列局ニュース12ロングアイランドの取材に対し、「母が幼い子どもだった私たちを守ろうとしたのではと思う」と語った。
人骨は検視局へ運ばれ、専門家によって検査が行われる。
結果が出るのは数週間かかるとみられているが、マイケルさんはDNAが一致し、人骨が父親のものと確認されるのではないかと期待を寄せている。