トランプ氏、金委員長から書簡受け取る 非核化交渉は「急がず」
(CNN) 米国のドナルド・トランプ大統領は4日までに、北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長との2度目の首脳会談について、「そう遠くない未来に」準備を行うと述べた。
トランプ大統領はホワイトハウスで行われた閣議の際に記者団に対し、金委員長から書簡を受け取ったことを明らかにし、手紙を手にしてみせた。
トランプ大統領は、北朝鮮との関係改善について、政権の功績が十分に認められていないとして不満も示した。トランプ氏は、もし別の政権が誕生していた場合、アジアで大規模な戦争が起きただろうと指摘した。
トランプ大統領は北朝鮮による非核化の取り組みについて焦っていないとし、北朝鮮がミサイルの発射試験などを行っていないと指摘した。
金委員長は1日、新年の辞を発表し、非核化の決意を強調する一方、米国が「一方的な要求」を続けた場合、「新しい道」を模索せざるを得なくなると警告していた。