トランプ陣営の元選対本部長に実刑判決、禁錮3年11月
米バージニア州アレクサンドリア(CNN) 米裁判所は7日、2016年の米大統領選挙でトランプ陣営の選対本部長だったポール・マナフォート被告に対し、禁錮3年11カ月の実刑判決を言い渡した。マラー特別検察官らによるロシア介入疑惑捜査で明らかになった罪をめぐり、量刑が確定した形だ。
69歳のマナフォート被告に対しては当初、最長で25年の禁錮刑が求刑されていた。今回言い渡された刑期は4年弱だが、それでもマラー氏の捜査で実刑判決を受けた被告の中ではこれまでで最も長い期間となる。
マナフォート被告は昨年夏、銀行や政府に対する詐欺行為やウクライナのコンサルティング会社での収入をめぐる脱税で有罪判決を受けていた。
今回の判決について判事は、ロシアによる大統領選への介入とは関係のないものだと述べた。
マナフォート被告は来週、別の判事から違法なロビー活動や資金洗浄に関する罪の判決を言い渡される予定。