ボルトン氏、2カ月ぶりにツイッター再開 ホワイトハウスが凍結と主張

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ボルトン前米大統領補佐官(国家安全保障担当)。22日に約2カ月ぶりにツイッターに投稿した/Alex Wong/Getty Images

ボルトン前米大統領補佐官(国家安全保障担当)。22日に約2カ月ぶりにツイッターに投稿した/Alex Wong/Getty Images

ワシントン(CNN) ボルトン前米大統領補佐官(国家安全保障担当)は22日、約2カ月ぶりにツイッターの利用を再開し、退任後の自身の発言を懸念したホワイトハウスによってアカウントへのアクセスを禁じられていたと主張した。

ボルトン氏は「国家安保担当補佐官を辞任して以降、ホワイトハウスは個人アカウントへのアクセス権限を返すことを拒んできた」とツイート。「私が何を言うか恐れたのか? 私が隠れたと臆測した人には、失望させて申し訳ないと言いたい!」と書き込んだ。

午後の別の投稿では「全て明らかにすると、ホワイトハウスは私にアカウントへのアクセス権限を返さなかった」とも指摘し、ツイッターが運営規則を順守してアカウント管理権限を返してくれたことに感謝すると述べた。

ボルトン氏のツイートは、トランプ大統領のFOXニュースでの発言と真っ向から食い違う内容だ。トランプ氏はこの日のインタビューで、ホワイトハウスがボルトン氏のアカウントを凍結したのかと聞かれ、「もちろんそんなことはない」と述べていた。

ホワイトハウスも、ボルトン氏による個人アカウントへのアクセスを阻止したことはないと述べた。

ツイッター社はコメントを控えた。

ボルトン氏の前回のツイートは退任日となった9月10日。ボルトン氏はこの中で「解任」とのトランプ氏の主張に反論し、「昨晩辞任を申し出た」と書き込んでいた。

ボルトン氏は下院による弾劾(だんがい)調査開始のきっかけとなった一連の出来事の鍵を握る目撃者だが、委員会証言は拒んでいる。

ボルトン氏の今後のツイッター使用方法は不明。ただ、CNNが入手した情報によれば、弾劾調査での証言の代わりに利用したり、トランプ氏のウクライナ疑惑に関する情報を投稿したりすることはない見通し。

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