航空機が墜落して9人死亡、悪天候が影響か 米サウスダコタ州
(CNN) 米サウスダコタ州チェンバレンで11月30日、航空機が空港を離陸直後に墜落し、搭乗していた12人のうち9人が死亡した。同州ブリュレ郡の検察当局などが明らかにした。
生存した3人は手当てを受けるため同州スーフォールズに搬送された。犠牲者には子ども2人と操縦士が含まれた。
米連邦航空局(FAA)の報道担当者によると、墜落は同日正午前に発生。同州ブリュレ・バッファロー郡の緊急事態管理当局は、墜落は天候が原因との見方を示した。
FAAの報道担当者によると、チェンバレン周辺は同日正午前、暴風雨や暴風雪の天候に見舞われていた。スーフォールズの米国家気象局によると、州内では1時間で最大1インチ(約2.5センチ)の積雪が観測された。視界は1マイル(約1.6キロ)以下に落ちていた可能性がある。
墜落機はピラタスPC12型機で、アイダホ州にあるアイダホフォールズ地域空港へ向かう途中だった。
FAAや米国家運輸安全委員会(NTSB)が詳しい墜落原因などを調べている。