ホワイトハウス前で刃物男を拘束、大統領の「暗殺」図る
(CNN) 米首都ワシントンのホワイトハウス前で、トランプ米大統領を暗殺するためとして刃物を所持していた男(25)が拘束されていたことが10日までにわかった。
CNNが入手した警察の調書によると男は8日、シークレットサービス(大統領警護隊)の隊員に近付き、「トランプ大統領を暗殺しに来た」と告げた。
刃物を使うつもりだと話したため、隊員が身体検査をしてナイフ1丁を押収した。
捜査当局者がCNNに語ったところによると、この件でトランプ氏や家族ら、シークレットサービスが警護する要人に危険が及ぶことは一切なかったという。
男は拘束された後、シークレットサービスの助言に基づいて病院へ送られ、精神鑑定を受けている。
CNNはシークレットサービスへの取材を試み、男の親類宅とされる電話番号で応答した女性にコメントを求めたが、いずれも返答は得られなかった。