トランプ氏が会見、開票作業を「詐欺」と主張
(CNN) トランプ米大統領は4日未明、ホワイトハウス内で記者会見し、各州で進む大統領選の開票作業を「詐欺が進行中だ」と根拠なく批判した。
トランプ氏は会見で、「何百万もの人たちがこちらに票を入れた」「とても残念な集団が、その人たちの選挙権を取り上げようとしている」と主張。誤解を招く表現や明白なうそを連発し、民主的な選挙の手順を否定するに等しい発言を繰り返した。
現時点で自身が優勢となっている州は、開票率にかかわらず勝利と判定するべきだと言い張った。
3日夜の早い時点で勝利を宣言し、盛大に祝う予定だったとしたうえで、「我々が完全に勝っていた。それなのに突然取り止めになった」「これは米国民に対する詐欺だ。我が国の恥だ」と述べた。
実際には未集計の票が大量に残っているにもかかわらず、「率直に言って我々はこの選挙に勝った」と宣言し、連邦最高裁に訴えると表明した。