大聖堂でのクリスマスコンサート後に発砲、警官が容疑者射殺 NY
(CNN) 米ニューヨーク市内のセント・ジョン・ザ・ディバイン大聖堂で13日午後、クリスマスコンサートが行われた会場に男が乱入して発砲し、現場にいた警官に射殺された。警察が明らかにした。
コンサートを終えた聖歌隊が大聖堂前の階段上に残っていたところへ、短銃2丁を持った男が乱入し、宙に向けて発砲した。
このため現場にいたニューヨーク市警の警官など3人が発砲し、銃弾が男の頭部に命中した。当時現場にいたのは、このコンサートのために雇われた警官だった。
司法関係者によると、発砲した容疑者は50代の男で、同日午後、搬送先の病院で死亡が確認された。
マンハッタン区のゲール・ブルーア区長はツイッターを通じ、「まだ情報はあまりない。だが初動対応に感謝する。警察が捜査を続ける間、現場には近づかないでほしい」と市民に呼びかけた。
事件が起きた現場にはマンハッタン区の職員2人もいたが、2人ともけがはなかった。