バイデン米大統領を殺すと脅迫した疑い、男を訴追 ノースカロライナ州
(CNN) 米ノースカロライナ州在住の男がバイデン大統領殺害の脅迫を行ったとして、同州の連邦裁判所に刑事訴追された。
11日に裁判所で開示された訴状によると、同州ガストニアに住むデービッド・カイル・リーブズ被告(27)は5日、バイデン大統領を殺害し、また身体に危害を加えるとの脅迫をした容疑で逮捕された。
検察によると、リーブズ被告は先月28日~今月1日にホワイトハウスの交換台に複数回電話をかけ、バイデン氏や他の人物に対する脅迫を行った。ある電話では、みなを殺し頭部を切断すると口にしたという。
訴状は、大統領警護隊(シークレットサービス)の隊員がリーブズ被告とコンタクトをとり、被告は大統領のほか隊員を含む人物への脅迫をしたとも記述。宣誓供述書によると、「自分には言論の自由があり、何も悪いことはしていない」と隊員に語ったという。
リーブズ被告は11日、連邦裁判所に出廷し、被告の勾留が命じられた。
被告の国選弁護人、ケビン・テート氏はCNNに対し、「リーブズ氏は無罪を主張している。適切な精神鑑定を受ける」と述べた。
米大統領に対する脅迫は最高で禁錮5年、25万ドルの罰金が科される可能性がある。