高級店狙う集団強盗、また相次ぐ 百貨店やアップルが被害 米カリフォルニア州
高級店を狙った集団強盗は、米各地で被害が相次いでいる。
ロサンゼルスでは22日にも、グローブ地区のノードストロームに少なくとも18人が押し入り、数千ドル相当の商品を奪う事件が発生。この事件では3人が逮捕されている。
サンフランシスコベイエリアでは21日夕、宝飾店に押し入った集団がハンマーで陳列ケースをたたき割り、商品を盗んで逃走した。サンフランシスコ東部のウォルナットクリークでは20日夜、ノードストロームに約80人が乱入する強盗事件が発生し、容疑者3人が逮捕された。
狙われるのは高級店ばかりではない。サンフランシスコ警察の20日の記者会見によると、高級ブランドのルイ・ヴィトンやバーバリー、宝飾店、百貨店のブルーミングデールズに加えて、19日夜にはサンフランシスコでドラッグストアのウォルグリーンや大麻薬局も同様の強盗被害に遭った。
同州オークランド警察は、先週、薬局や商店、大麻店など数十店が「武装したキャラバン隊」の標的にされたと発表した。
CNN提携局WLSが警察の話として伝えたところによると、シカゴ郊外でも先週、14人の集団がルイ・ヴィトンの専門店に押し入り、ハンドバッグなどの商品10万ドル相当以上を奪って逃走した。