保育所の車に1歳児が取り残され死亡、運転手を逮捕 米中西部
(CNN) 米中西部ネブラスカ州の最大都市オマハで21日、保育所の車に1歳の幼児が取り残されて死亡し、運転手が逮捕された。
オマハ警察が発表した。ただし幼児が死に至った状況の詳細には言及せず、車内に放置された時間がどのくらいだったかは判明していないと述べた。
警察によれば、幼児は搬送先の病院で死亡が確認された。
保育園に勤務する運転手の男(62)が、子どもの保護を怠った「ネグレクト」による虐待で死なせた容疑で逮捕された。
保育所は警察の捜査に協力しているという。死因を特定するため、司法解剖が行われる。
また保健福祉省が今後、保育所の認可状況などを精査する。
国立気象局(NWS)によると、オマハの21日の最高気温は平年より5度ほど高い約36.7度だった。
米高速道路交通安全局(NHTSA)によると、車内の温度はわずか10分間で10度以上上昇することがある。外気温が低くても、1時間のうちに22度も上がる恐れがあるという。