安全にゴルフ続けるなら警備の強化必要、大統領警護隊長官がトランプ氏に伝える

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トランプ氏が米フロリダ州に所有するゴルフ場/Crystal Bolin Photography/iStockphoto/Getty Images/File

トランプ氏が米フロリダ州に所有するゴルフ場/Crystal Bolin Photography/iStockphoto/Getty Images/File

(CNN) 米大統領警護隊(シークレットサービス)のロナルド・ロウ長官代行が16日、トランプ前大統領に対し、トランプ氏がフロリダ州に所有するゴルフ場で安全にプレーを続けたいのであれば、警備の大幅な強化が必要だとの認識を伝えていたことがわかった。情報筋3人が明らかにした。

トランプ氏はフロリダ州にある邸宅「マール・ア・ラーゴ」でロウ氏と会談。トランプ氏はロウ氏に対し、シークレットサービスは、自身がゴルフを続けることを安全だと考えているのかどうか質問した。トランプ氏はゴルフ好きとして知られる。情報筋によれば、ロウ氏はトランプ氏に対し、押さえる必要のある空間が多いほか、公道や公共空間に近いことを考えると、トランプ氏が所有するゴルフ場は懸念を引き起こすと伝えた。

ロウ氏とトランプ氏とのやり取りは米紙ニューヨーク・タイムズが最初に報じた。

ロウ氏はまた、メリーランド州のアンドルーズ空軍基地にあるゴルフ場なら、軍の施設であることから、より簡単に安全を確保できることを認めた。このゴルフ場では、オバマ元大統領なども在職中にプレーしたことがある。ロウ氏は、トランプ氏の警備態勢が在職時よりも広範なものではないことも認めた。

トランプ氏の顧問の一部は、トランプ氏が引き続きゴルフをプレーできるようにすべきだと主張している。ゴルフはトランプ氏にとって、ストレスを発散したり、側近らと交流したりできる数少ない活動のひとつだからだ。

ロウ氏は会談で、トランプ氏に対し、現在の安全確保の手順や選挙陣営が利用可能な警備態勢の強化策についても説明した。

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