米ラップ歌手ジェイ・Zを相手に提訴、13歳少女への性的暴行容疑 本人は否定

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ラッパーの「ジェイ・Z」として知られる実業家のショーン・カーターさん/Phillip Faraone/Getty Images

ラッパーの「ジェイ・Z」として知られる実業家のショーン・カーターさん/Phillip Faraone/Getty Images

(CNN) 米音楽界の大物ショーン・コムズ被告に性的暴行を受けたと主張する女性が8日、訴訟内容を修正し、米ラップ歌手「ジェイ・Z」として知られる実業家のショーン・カーター氏にも同じパーティーで暴行を受けたとの申し立てを追加した。

この訴訟は当初10月にコムズ被告に対して提起されたもの。

カーター氏は、コムズ被告に関連して性的暴行の疑いをかけられた最初の有名人となった。

カーター氏はCNNに宛てた声明で訴訟について「非常に悪質なため、民事訴訟ではなく刑事訴訟を提起してほしい。未成年に対してこのような罪を犯す者は誰であれ、収監されるべきだと思わないか?」と述べた。

コムズ被告は性的人身売買、詐欺の共謀、売春関連の罪で起訴された。コムズ被告は疑惑を否定しており、自身に対する約30件の民事訴訟すべての不正行為を否認している。

匿名のこの女性は、2000年の授賞式後のパーティーで暴行されたとされる当時、13歳だったと述べている。修正された訴状によると、女性はコムズ被告を殴り、パーティーから逃げ出したという。

カーター氏は当初の訴状では著名人Aとされていた。

訴状によると、女性の弁護士はカーター氏に連絡を取り、「この件を解決するための調停」を求めた。しかし、カーター氏は、その要請に対し、全く根拠のない訴訟を起こしただけでなく、女性の弁護士やその家族などに対する嫌がらせや脅迫の共謀を画策し、口封じを試みたという。この結果として女性は訴訟内容の修正を決断した。

カーター氏は8日、女性の弁護士に宛てた回答で、調停要請を「脅迫の試み」と呼んだ。また女性の弁護士について、「この種の芝居がかった行動パターンを持っているようだ」と述べた。

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