トランプ氏、ウクライナへの支援は就任後「確実に」減らす NATO残留も明言せず

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ウクライナのゼレンスキー大統領(左)と米国のトランプ前大統領=9月、米ニューヨーク市/Shannon Stapleton/Reuters

ウクライナのゼレンスキー大統領(左)と米国のトランプ前大統領=9月、米ニューヨーク市/Shannon Stapleton/Reuters

(CNN) トランプ次期米大統領は8日、NBCの番組で、自身が2期目に入ったらウクライナはロシアとの戦争で「ことによると、おそらく」援助が減ることを見越しておくべきだと述べた。

トランプ氏は大統領に就任したらウクライナは米国からの援助が減ると想定すべきかと問われ、「ことによると、おそらく。確実に」と答えた。

ロシア軍の侵攻から2年半以上が経過し戦争が長引く中、トランプ氏とバンス次期副大統領は、ウクライナに対する米国の継続的な関与の程度に疑問を呈している。

トランプ氏は、当選前は戦争終結に向けた交渉を積極的に行うつもりだと述べていたが、当選以降、ロシアのプーチン大統領と話したかどうかは明らかにしなかった。

同氏は「そんなことは言いたくない。交渉を妨げかねないことはしたくないので、それについては何も言いたくない」と述べた。

トランプ氏は米国が北大西洋条約機構(NATO)に残留することも明言しなかった。「NATOは支払いをしなければならない」としている。

同氏は「NATOが支払うなら、もちろん(残る)。NATOは我々を利用してきた」と続けた。

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