トランプ氏、戦争終わらせなければロシアに「関税と制裁」
(CNN) トランプ米大統領は22日、ロシアのプーチン大統領がウクライナでの戦争をすぐさま終結させなければ、ロシアに高い関税や新たな制裁を科す考えを自身のソーシャルメディアで明らかにした。
トランプ氏はこのところプーチン氏について批判的な発言をしており、直近ではロシアによる2022年2月のウクライナ全面侵攻後、プーチン氏は「ロシアを破壊している」と非難していた。
トランプ氏は「すぐに取引に応じなければ、ロシアが米国に輸出している全てのものに高い関税をかけ、制裁を科さざるを得なくなる」と指摘し、他の国も同様の措置を取るとの考えを示した。
また「当時私が大統領だったら決して勃発しなかったこの戦争を終わらせよう」とも書き込んだ。
トランプ氏は前日、ロシアに新たな制裁を科す可能性を否定しなかった。だが、以前明言していた大統領就任から24時間以内の戦争終結は実現しなかった。
トランプ氏は投稿で「ロシアを傷つけるつもりはない。ロシア国民を愛しており、プーチン大統領とも常に良い関係にあった」とも述べた。