ガーナのミルズ大統領が急死 副大統領が昇格
(CNN) ガーナのミルズ大統領が24日午後、68歳で死去した。死因は明らかにされていない。後任にはマハマ副大統領が昇格した。
大統領補佐官によると、ミルズ氏は突然倒れ、数時間後に軍病院で息を引き取った。かねて健康状態を懸念するうわさが流れていたが、本人は否定していた。今年6月には米国で健康診断を受けたと伝えられた。
ミルズ氏は法学の大学教授を経て、1997~2000年に副大統領を務めた。00年と04年の大統領選で敗北したものの、09年には決選投票を小差で勝ち抜いた。今年末の大統領選で再選を目指す意向を示していた。
オバマ米大統領は今年、訪米したミルズ氏と会談し、同氏が率いてきたガーナの民主主義と経済成長に称賛の言葉を贈っていた。
マハマ氏は議会出身で53歳。就任式は国営テレビで放送された。同氏は「こんな日が来るとは思ってもいなかった」「私は父を、友人を、恩師を、先輩を失った」と、ミルズ氏の死をいたんだ。