北朝鮮、米との対決強め3度目の核実験計画を宣言 国防委
国際紛争の解決策を提言するシンクタンク「国際危機グループ(ICG)」の北東アジア担当者は、今回の声明内容について「国連の新決議に激怒し、屈辱感を味わっていると考えられる」とも分析した。
北朝鮮による米国を威嚇する言動はこれまでのプロパガンダ戦でも再三見られたが、同担当者は米国との全面衝突を求めているわけではなく、軍事的な抑止力確保を願う北朝鮮指導部の意図があると指摘。「米国に侵入、破壊する能力も意図、意志もないとみられる」とし、「米国や他の外国勢力からの干渉の阻止を願っている」とした。
朝鮮中央通信の声明は、北朝鮮に関する国連安保理の決議全てを拒絶するとも表明。22日の決議については、北朝鮮に対する敵視政策の最も危険な局面を示すものとも断じた。