チャベス大統領死去、米大統領「建設的な関係」再確認する
カーター元米大統領は談話で、「チャベス大統領は、中南米政府の自治と独立を大胆に打ち出し、優れたコミュニケーション能力と人間関係を通じて国内外の支持者に希望と力を与えた人物として記憶されるだろう」と述べ、同氏の在任中にベネズエラの貧困率は半減し、多くの国民が国の経済や政治に参加できるようになったと評価。一方で、「変化を推進する過程で分裂も生じており、国家的な癒しが必要だ」と訴えた。
米俳優のショーン・ペン氏は、「米国は、友とは意識していなかった友を失い、世界の貧困層はチャンピオンを失った。私は大切な友人を失った」とチャベス氏をしのんだ。
チャベス氏は1999年に大統領に就任。「21世紀の社会主義」を掲げ、中南米に次々と誕生した左派政権の先頭に立って反米路線を貫いた。
2011年から4回にわたってがんの手術を受け、昨年12月の手術以降は公の場に出ていなかった。2月に公開された数枚の写真が、一般市民の知る最後の姿となった。病状や経過の詳細は明かされなかったが、術後に呼吸器感染症を起こしていると伝えられていた。