反タリバン政党の集会で爆発、8人死亡 パキスタン
(CNN) パキスタン南部カラチで爆発があり、少なくとも8人が死亡、20人以上が負傷した。カラチ当局が26日に明らかにした。
現地警察によると、この爆発は反タリバン政党であるアワミ民族党(ANP)の集会を狙ったものだという。現在、現場では救助活動と捜査が行われている。
今回の爆発の背景には、パキスタンで5月11日に実施される総選挙がある。
カラチ警察によると、別の反タリバン政党、ムータヒダ民族運動(MQM)も今週はじめに遠隔操作による爆発の標的となり、2人が死亡、18人が負傷したという。
この爆発の後、タリバンは犯行声明を出した。一方、MQMは攻撃に抗議し、全国にある同党の事務所を閉鎖した。