ロシアがNATO派遣の軍高官を召喚
一方、ウクライナの首都キエフで2月、反政府デモに参加した市民が銃撃され、多くの死者が出た問題で、ウクライナ暫定政府は暫定的な報告書を発表。ヤヌコビッチ前大統領がロシアの支援を得て狙撃作戦の立案に関与したと糾弾した。
大統領の座を追われたヤヌコビッチ氏はウクライナを出国し、現在はロシアに滞在している。同氏は市民射殺の責任は自分にはないとしている。
ロシアが3月にウクライナ南部クリミアを併合する動きに出て以降、東西関係は冷戦終結後最悪の状態だ。東欧諸国ではロシアに対する不安が高まっている。