不明マレーシア機の捜索、オランダ企業が受注
この海域は過去に調査の記録がなく、海底の様子はなぞに包まれていた。捜索を安全かつ効率的に進めるためには、地形を正確に把握しておく必要がある。ATSBによると、これまでの作業で深さが1500メートルから5000メートル近くに及び、平地や斜面のほか尾根や断崖のような変化に富んだ地形がみられることが分かっている。
ただ、捜索範囲を絞る根拠となった人工衛星のデータやその解釈、機体の飛行状況などを巡っては、依然として議論の余地があるとされる。ATSBによれば、捜索の対象は今後もさらに拡大される可能性があるという。