北朝鮮が米国への「厳しい対抗措置」を警告
(CNN) 米政府が米ソニー・ピクチャーズエンタテインメント(SPE)のサイバー攻撃を北朝鮮の仕業と断定した問題で、北朝鮮は21日、朝鮮中央通信(KCNA)の記事を通し、米国の本拠に対して「最も厳しい対抗措置」を取ると警告した。
北朝鮮はサイバー攻撃への関与を断固として否定する一方で、金正恩(キムジョンウン)第1書記の暗殺を題材としたSPEのコメディー映画の製作に「米政権が深く関与したことを示す、はっきりとした証拠」があると主張。同社だけでなく、米国のホワイトハウスや国防総省、本土全体を標的とした対抗措置を「大胆に」実行すると警告した。
一方、オバマ米大統領は同日、CNNとのインタビューで、北朝鮮によるSPEへの攻撃は戦争行為ではなく「サイバー破壊行為」だとの見方を示した。