2014年の世界の気温、観測史上最高を記録 米NOAA
(CNN) 2014年の世界の平均気温は、観測が始まった1880年以降で最高を記録したことが19日までに分かった。米海洋大気局(NOAA)の報告で明らかになった。
NOAAが発表した報告書によれば、世界の陸上、海上の平均気温は20世紀の平均より0.69度高く、これまでの最高記録だった2005、2010両年を約0.04度上回った。
先月の陸上の気温は平均を約1.36度も上回り、12月の気温としては観測史上3番目の高さとなった。
報告書によると、史上最高の暖かさを記録した地域はロシア極東地域や米西海岸、欧州から北アフリカ、インド洋中南部、オーストラリア西岸など、地球上の広い範囲に及んでいる。
一方で北半球の積雪も下半期を中心に平均を超え、史上最大級の量を記録した。