有志連合、ティクリート空爆を開始 ISIS掃討
(CNN) イスラム過激派「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」の掃討作戦を進める米国主導の有志連合のテリー司令官は、ISISの主要拠点であるイラク中部ティクリートに対する空爆を25日に開始したと発表した。
テリー氏は「今回の空爆はISISの拠点を正確に破壊し、それにより、罪のないイラクの人々の命を救うとともに、インフラへの2次被害を最小限にとどめることを意図している。これにより、イラク軍による作戦行動やティクリート周辺でのISIS掃討がさらに可能になる」と述べた。
有志連合はイラクのアバディ首相の要請を受け、空爆や空からの情報収集、イラク治安部隊への支援を行っているという。
米当局者によれば1回目の空爆はあらかじめ決められた十カ所前後の標的を狙って行われたという。
フセイン元大統領の出身地として知られるティクリートは、昨年6月以降、ISISによって占領されている。
アバディ首相は今月1日、イラク軍に対してティクリートや同市があるサラフディン州でのISIS掃討作戦の開始を命じていた。
昨年6月以降、ティクリート奪還作戦は何度か行われたがいずれも失敗。もし政府側が同市を奪還できれば、同様にISIS支配下にある大都市モスルの奪還も現実味を増してくる。