パキスタンでバス襲撃、シーア派一派の42人死亡
イスラマバード(CNN) パキスタン南部の都市カラチで13日、銃を持った武装グループがバスを襲撃し、地元当局によると、乗客ら42人が死亡、少なくとも20人が負傷した。
警察によると、武装グループは6人で、口径9ミリの短銃を乗客に向けて発砲した。バスの乗客の大半は意識がなく、血まみれの状態だったという。
武装勢力「ジュンダラ」が犯行を認めた。
地元当局によると、バスにはイスラム教シーア派の一派、イスマーイール派の信者が乗っていたという。スンニ派が多数派を占める同国では、イスマーイール派が背教者として罪に問われたり、過激派の標的となったりすることが多い。