南アのライオン襲撃事件 開いた助手席の窓から攻撃か

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(CNN) 南アフリカのサファリパークで米国人女性がライオンに襲われて死亡した事件で、当局は目撃者の証言や現場の写真を詳しく調べている。

死亡したのはニューヨーク州出身のキャサリン・チャペルさん(29)。生前は映画などの視覚効果(VFX)を担当するスタッフとして活躍し、昨年公開された「GODZILLA ゴジラ」なども手掛けていた。

チャペルさんは今月1日、南アフリカ・ハウテン州の「ライオン・パーク」を訪れ、ツアーガイドの男性(66)が運転する車で園内を回っていた。ツアー会社によると、2人はライオンの群れを見かけて車を止めた。助手席に座っていたチャペルさんが写真を撮ろうと窓を開けたという。

捜査筋が匿名で語ったところによると、この時に車の横から雌のライオン1頭が近付いたため、近くの車に乗っていた目撃者らはクラクションを鳴らして警告した。

パーク側によれば、ライオンは車から約1メートルの位置でいったん止まり、チャペルさんは写真を撮り続けた。しかしライオンが突然窓越しに襲い掛かって、チャペルさんにかみついたとみられる。

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