漂着した残骸、不明マレーシア機と同型の可能性強まる
ただし現時点では残骸が777型機のものとも、MH370便のものとも断定されたわけではない。
パリの検察当局によると、残骸は31日夕にフランスに輸送され、8月1日にパリに到着した後、航空事故調査局(BEA)に近いトゥールーズに送られる。
マレーシア航空は31日に調査団をパリとレユニオン島のサンドニ島に派遣する予定。
370便は昨年3月8日、マレーシアのクアラルンプールから北京へ向かう途中で消息を絶った。
米情報当局は人工衛星のデータなどを調べた結果、操縦室にいた人物が意図的に針路を変更し、インドネシア上空を経てインド洋に向かったとの見方を示していた。
しかしマレーシア当局は、同機の操縦士に過失はなかったと断定。各国の調査でも、危険人物と思われる乗員や乗客は見つかっていない。