パリ自爆テロ犯、シリア難民装い入国 受け入れ論議に影響も
残る2人の自爆テロ実行犯は、偽造されたトルコのパスポートを所持していた。
フランス政府高官は米紙ウォール・ストリート・ジャーナルに、「我々が恐れていたことが起きた」と指摘。欧州の複数の当局者はCNNに対し、テロ組織が戦闘員を難民に紛れ込ませている可能性が大きいと語った。
難民の受け入れを巡っては、シリアからの難民に安全な避難場所を提供すべきという意見がある一方で、難民受け入れ先の国でテロの危険が増すことを危惧する見方もある。
もしシリアの戦争難民に対して国境が閉ざされれば、多くが自国にとどまることを強いられ、内戦に巻き込まれて命の危険にさらされる。