ロシア、シリア内に新たな空軍基地検討か トルコ国境近く
一方、戦略分析問題などを手掛ける米民間企業ストラトフォーは22日、クルド人が押さえるシリア北部ハサカ県ルメイランにある飛行場で滑走路拡張と見られる工事が進んでいることを示す衛星画像を入手したと報告した。
米国によるシリア反体制派の支援拡大の措置ともみられるが、滑走路延長への米国の関与は確認出来ていないとしている。中東を管轄する米中央軍の報道担当者は米国がシリア内で掌握している飛行場はないと指摘した。
ただ、英ロンドンに拠点がある反体制派「シリア人権監視団」は信頼すべきとする複数の消息筋を引用し、ルメイラン飛行場で過去数週間続いている拡張工事が終われば、米国の大型航空機の使用が開始されるだろうと報告した。