北朝鮮ミサイル落下の直前、仏旅客機が付近を通過 航空機への危険浮き彫りに
日本の防衛省は、北朝鮮のミサイル発射から8分後、日本の排他的経済水域(EEZ)を航行する全船舶や航空機に警告を発したと説明している。
航空専門家のデービッド・スーシー氏によれば、目標を定めずに発射されたミサイルが航空機に当たる確率は「10億分の1」にすぎない。それでも重大な事態を招く恐れはあり、この地域で運航する航空会社は難しい判断を迫られる。
韓国は2014年3月、北朝鮮のロケットの軌道上を旅客機が通過したと発表。「極めて危険」な状況だったと指摘した。
2014年にウクライナ上空を飛行していたマレーシア航空の旅客機が墜落した事件では、オランダの当局が、同機はミサイルによって撃墜されたと断定した。