ドイツ車両突入 単独犯か、イスラム過激派との接点なし
ミュンスター(CNN) ドイツ北西部の都市ミュンスターの旧市街で小型トラックが群衆に突っ込んで死傷者が出ている事件で、地元警察は9日までに、単独犯であるとの見方を明らかにした。イスラム過激派との接点は見つかっていないものの、身元の確認が進められている。
事件は7日に発生し、小型トラックがレストランのオープンテラスに突っ込んで、2人が死亡し、20人が負傷した。運転手はその後、自殺していた。
同市があるノルトライン・ウェストファーレン州の内相によれば、運転手はドイツ市民だった。イスラム過激派との接点は見つかっていないものの、運転手の身元について捜査が進められているという。
当局は運転手が精神疾患の病歴がないか調べている。
ゼーホーファー内相は犯人の動機について記者団から聞かれた際、精神疾患の可能性に言及していた。同内相は、すべての可能性について捜査を続けるとの考えも示していた。
事件は7日午後3時半ごろに発生。旧市街の一角は天候にも恵まれ、多くの人々でにぎわっていた。