2度目の米朝首脳会談、11月の中間選挙後に トランプ大統領
ワシントン(CNN) 米国のトランプ大統領は9日、北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長との2度目の首脳会談の可能性について、11月に行われる中間選挙後に実現するとの見通しを明らかにした。
トランプ大統領は、米朝首脳会談について「実現する」と述べ、「それほど遠くないタイミング」で行われると指摘。その後、11月6日の中間選挙後になるだろうとの見通しを示した。
7日に北朝鮮で金委員長と会談したポンペオ国務長官とは、米朝首脳会談について8日に長時間話し合ったと述べ、2度目の会談は恐らく新しい場所で行われるだろうと言い添えた。
初の米朝首脳会談は今年6月にシンガポールで行われていたが、2度目の会談については「3~4カ所」について検討が進められているという。
米国での会談の可能性については「訪米を求めて相手に気まずい思いをさせたくない」とする一方で、いずれは米国と北朝鮮の両方で会談する可能性はあると指摘した。
さらにトランプ大統領は、「(北朝鮮は)非核化に同意した。同意は続いている」と強調。北朝鮮を巡る状況は進展しているが、制裁は継続する意向を示した。
トランプ大統領の一連の発言は、ホワイトハウスでヘイリー国連大使の辞任を発表した記者会見の場で行われた。