ショッピングモール外で爆発 2人死亡、34人負傷 フィリピン
(CNN) フィリピン南部ミンダナオ島のコタバト市で31日、ショッピングモールの外で爆発があり、少なくとも2人が死亡した。
コタバト市警察によると、コタバト市内のサウス・シーズ・モールの外に即席爆発装置(IED)らしき物が仕掛けられていたという。
地元警察の報道官によると、この爆発で34人が負傷し、そのうち3人は重体だという。同報道官は、同ショッピングモールの2階にある手荷物預かり所で別の即席爆発装置が発見されたが、当局によって安全に処理されたと付け加えた。
この爆発を受け、コタバト市は一時封鎖された。封鎖はすでに解除されているが、安全強化のため市内全域に治安部隊が追加配備された。
ミンダナオ島は長年、テロや騒乱に悩まされており、昨年7月にも過激派「アブサヤフ」に関係する武装集団が自動車爆弾で軍の検問所を襲撃し、少なくとも10人が死亡する事件が起きている。