火災の深海潜水艇は原子力推力、プーチン氏明かす

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ショイグ国防相と協議するプーチン大統領/MIKHAIL KLIMENTYEV/AFP/Getty Images

ショイグ国防相と協議するプーチン大統領/MIKHAIL KLIMENTYEV/AFP/Getty Images

(CNN) 作戦遂行中の海軍の深海潜水艇で今月1日に起きた火災で、同国のプーチン大統領は6日までに、同潜水艇は原子力推力だった事実を明らかにした。

火災調査を担当するショイグ国防相との協議の中で述べた。国防相によると、火災はバッテリー装置がある区画で発生した。

ロシア大統領府が公表したプーチン、ショイグ氏間のやりとりの文書によると、プーチン氏は火災を受け、同潜水艇の原子力推力装置の状態を質問。国防相は乗組員が必要な措置を講じて安全を確保したと答えたという。

また、潜水艇の修理は可能とし、火元はバッテリー収容区画だったことも報告した。火災では乗組員14人が煙を吸い込むなどして死亡したが、ショイグ国防相は3日、救出された生存者がいることも明らかにしていた。

ペスコフ大統領報道官は同日、今回の潜水艇の火災は最高度の機密情報と位置付けられているため詳細は公表されないとの方針も示していた。

ロシアの国営通信社は、同国領海内で探査任務に当たっていた同潜水艇での火災発生を2日に報道。火災は消し止められ、通常の潜水艦より小さい深海艇の予備の出力能力には限界があるためバレンツ海に面するセベロモルスクの海軍基地に収容されたとも伝えていた。ショイグ国防相は同基地を訪れてもいた。

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