台風6号が勢力拡大 日本、台湾、中国への影響に警戒

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日本の南西諸島、台湾、中国の付近で勢力を強める台風6号の衛星画像/CNN Weather

日本の南西諸島、台湾、中国の付近で勢力を強める台風6号の衛星画像/CNN Weather

(CNN) 台風6号(インファ)は太平洋の北西部で勢力を強め、日本の一部地域に影響を及ぼし始めている。今週末にかけ、台湾や中国の一部でも猛威を振るうとみられる。

20日には台風7号(チャンパカ)が急速に勢力を拡大し、中国南東部に接近。現在は広東省、広西チワン族自治区、海南省の各地域で100~200ミリの雨を降らせている。場所によっては23日にかけて、雨量が500ミリに達する可能性もある。

台風6号はまだどこにも上陸していないが、米合同台風警報センターによると、現地時間21日午前5時の時点で最大風速約38メートルを記録した。

ゆっくりと移動する性質から、台風がもたらす総雨量は相当増加することが予想される。日本の南の島々では今週にかけ少なくとも250ミリ、多ければ500ミリの雨が降る可能性がある。

CNNの気象学者は台風6号の今後について、沖縄の南を通過し、宮古島に近づくと予測。次いで台北近くに移動するという。中心付近の最大風速は22日夜までに約54メートルに達するとみられている。

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