台風6号が勢力拡大 日本、台湾、中国への影響に警戒
台湾の山岳部では雨量は相当なものとなり、洪水や土砂崩れで壊滅的な被害が出る恐れもあると、同気象学者は懸念を示す。
現行の予測によれば、台風6号は23日までに台湾に接近するとみられ、とりわけ北部に甚大な影響を及ぼす可能性がある。
今週末には台風の勢力を保ったまま、引き続き西へ移動し、中国東部へと近づく見通しだ。
台風6号の接近前でも中国東部は既に記録的な豪雨に見舞われている。河南省鄭州市の気象当局20日、市の雨量が過去最高を記録したと明らかにした。
同州のメディアによると、鞏義市では洪水のためこれまで少なくとも1人が死亡。2人が行方不明となっている。